
慶応二年の第二次長州征討で合戦中に井戸に落ち、現代へタイムスリップしてしまった楢原半助(ならはらはんすけ)。
現代日本で困っていた半助を見かねた一人暮らしの会社員・吉川香澄(よしかわかすみ)が半信半疑で始めた共同生活ははや1年近くが過ぎた。
幕末レシピのみならず中華、洋食までレパートリーに加えた料理の腕は上がる一方、釣りにラーメンの食べ歩きに、現代ライフの便利さ楽しさもしっかり享受しつつ、忘れられぬ故郷への思いはつのるばかり。
そんな折、思いがけない助力の手が半助に差し伸べられる。
この世の理を司る使者が、半助の行方をついに突き止めたのだ!
半助は江戸時代へ帰ることができるのか!
タイムスリップ侍の現代ライフ、ついに完結!


コメント
ほっこりタイムスリップ料理漫画
何かと辛い現代社会。
疲れて家に帰って癒されるのは江戸時代の料理。
たまに現代もあるけれど。
タイムスリップした主人公が、ごく自然に現状を受け入れ、現代での楽しむ姿はとても心地よく読むことができました。
願わくば続編を期待したいです。
終わってしまって寂しい
まだ続いてほしいと思うマンガだった。
料理が美味しそうであり、読んでいても気持ちの明るくなるような
話の運びで新刊がいつも待ち遠しいとブクログの新刊チェックまめにしていた。
装丁も和風をイメージして紙質を他のと違う感じに、色も明るめで並べても
きれい。
結構登場人物が多い中、主人公半助さん視点で物語が進んでいて、
周りの人たちが主張しすぎず関わってくるというのも
読みやすさにつながっていたことがまた、良かった。
手放せない本リストに追加。
完結。
半助と香澄の奇妙な同居生活にも、ついに終わりの日が…。
別れはやや唐突に訪れることになるものの猶予もあり、京都への旅行も絡んで、別れまでの日々はほぼ一巻かけて描かれます。
それだけに、これまでの楽しかった一年を反芻する時間もたっぷり。
じわりじわりと寂しさが増してきて涙を誘いましたが、その後のつなぎは見事。
寂しいながらも心あたたまる終幕となりました。
物語中に「悪人」がおらず、人情にあふれていることや、半助と香澄の間にきちんとした距離感が保たれていたことで、展開にハラハラモヤモヤしながらも、とてもほっこりとすることができる作品でした。
また「あの半助さん」に、どこかで出会えればいいな。
終わってしまって寂しい