
エウメネスは恋人・エウリュディケがフィリッポス王の第7王妃となること、自身が「王の左腕」に選ばれたことを知り、引退を決意する。
その頃、どこか王子アレクサンドロスに似た男・パウサニアスが不穏な空気を漂わせていた。
パウサニアスの過去には何が? そして彼はエウメネスとどこで交差する?
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エウメネスは恋人・エウリュディケがフィリッポス王の第7王妃となること、自身が「王の左腕」に選ばれたことを知り、引退を決意する。
その頃、どこか王子アレクサンドロスに似た男・パウサニアスが不穏な空気を漂わせていた。
パウサニアスの過去には何が? そして彼はエウメネスとどこで交差する?
コメント
ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)
舞台は古代ヨーロッパ。
東征まで行ったヨーロッパの王、アレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスが主人公。
発刊ペースが2年に1冊の超スローペース。
そろそろ12巻出そうな気もする。
ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)
そしてほぼパウサニアスの巻となっている。
アレクサンドロス王子と瓜二つながら、獅子に抉られた傷痕が痛々しいその相貌。
歴史は彼にどのような運命を割り当てるのか……終盤、オリュンピアス王妃を狙う暗殺集団に独り対峙するネオプトレモス。
パウサニアスとの一騎討ち。
そんな最中に交わされる、王妃とパウサニアスの滑稽なやり取り。
それを見やるネオプトレモスの心の声がいちいち面白い。
ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)
そこに描かれていることは理解できるんだけど、全体の流れがほとんど掴めていない感じ。
完結したときにもう一度まとめて、とは思うけど、そのときにはまた別の読みたい作品があるだろうし、結局そのままになりそうな予感。
その前に、まだ全然終わる気配なんかしないし。
ヒストリエ(11) (アフタヌーンKC)
しかし、その間ただ休んでいるわけではない。
何かしら次の一手を打っている。
主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。
なんていうか、その間の具合が面白い。
冷静すぎるやつ(主人公もそうだが)、やたらと必死なやつ、それぞれに面白いが、岩明均のコミックに共通のあっけらかんとしたほのかなユーモアが背景に流れている。
これが結構魅力的なのだ。
さて、読み終わってしまったので、また2年次の巻を待たないといけないのかあ、やれやれ。
いいところで終わったんだよなあ。
面白いですよ
連載ペースが遅いのが難点ですね。