
横走市を封鎖した後も感染拡大は止まらず、死者の数は1万人を超え尚も増え続ける。
疲労困憊する医師たちに出来ることは、「敗北をよりマシな敗北に、絶望をよりマシな絶望に」することくらいだった。
そんな中、横走からの脱走を手引きする者が現れ、その脱走者リストが週刊誌にスッパ抜かれるという事態が……それは更なる悲劇へと繋がっていく。
暗闇に光は射すのか? 各所で絶賛された、パンデミック物の新マスターピース完結!
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医療・看護師・ナース
横走市を封鎖した後も感染拡大は止まらず、死者の数は1万人を超え尚も増え続ける。
疲労困憊する医師たちに出来ることは、「敗北をよりマシな敗北に、絶望をよりマシな絶望に」することくらいだった。
そんな中、横走からの脱走を手引きする者が現れ、その脱走者リストが週刊誌にスッパ抜かれるという事態が……それは更なる悲劇へと繋がっていく。
暗闇に光は射すのか? 各所で絶賛された、パンデミック物の新マスターピース完結!
コメント
パンデミックの中で自分にできることはなにか。
いろいろ考える題材になった。
でも、漫画は嵩張るし、高いな、と改めて思った。
リウーって聞いたことあるけど何だっけと思ってたらカミュでした。
漫画と言うフィクションの中に在りながら、一個人のリアルを感じさせてくれる感覚。
漫画の中の演出として「引き算」の妙技を見せられた気がする。
疫病研究センターの原神、名前と風貌から、登場した時は「原神」って「死神」って呼ばれてそうだな…とか、疫病の研究さえしてれば楽しいんだろうな、この男…みたいな雰囲気漂わせておいて…誰よりも詳しいが故に不安や焦燥を表に出さず、淡々と職務をこなしていたんだなぁ、イイ男だな…疫研の原神の冷静な情熱が光る。
アウトブレイクものが何故か好きなんだよね…よくよく考えると、勃発し、死者が発生し、事件が発覚し、原因を突き止めようとする専門家が現れ、危機に必死で抗いながらも失われる命を留める事が出来ず、だが最後には原因を究明し、沈静するのを見届ける…ミステリの仕組に似てるからだと気付いた。
まだ間に合うかもしれない。
ここが地獄のような場所になってしまうのを、止められるかもしれないんだ」
富士のふもとの街、横走市でペストがアウトブレイクする。
当初は抗生剤で抑え込めたように思えたそのペストは、多剤耐性を持った新型へと変化して市全体へと広がっていく。
主人公は横走中央病院の医師玉木涼穂。
そして疫研(国立感染症研究所かな?)の原西、自衛隊病院医師駒野、そして多数の医療関係者・市民。
全3巻の中にぎゅっと詰め込まれた緊張感。
横走市民への差別、緊急事態宣言でロックアウトされた横走市からの脱走。
そして感染症との果てない負け戦。
名作です。
アルベール・カミュの「ペスト」が、機能しなくなった地元FMで朗読されるなど印象的に使われています。
読みたくなった。
「リウー」は「ペスト」の主人公。
「住民は意外とパニックを起こさないものですよ」、確かに。