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リウーを待ちながら

横走市を封鎖した後も感染拡大は止まらず、死者の数は1万人を超え尚も増え続ける。
疲労困憊する医師たちに出来ることは、「敗北をよりマシな敗北に、絶望をよりマシな絶望に」することくらいだった。
そんな中、横走からの脱走を手引きする者が現れ、その脱走者リストが週刊誌にスッパ抜かれるという事態が……それは更なる悲劇へと繋がっていく。
暗闇に光は射すのか? 各所で絶賛された、パンデミック物の新マスターピース完結!

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コメント

  1. user より:

    ダヴィンチ・プラチナ本から。
    今読んだから、コロナ渦を経験したからこその作品かと思ったけど、何と、それ以前の作品でした。
    まあ確かに、今これを書かれても、別に驚きの要素も感じられず、埋もれてしまった可能性が高いかも。
    それにしても、現実のコロナと重なる部分があまりにも多くて、ちょっと感動的ですらあった。
    医療面、経済面、思想面など、色んな面で的確な描写がなされていてビックリ。
    カミュのペストを未読だから微妙なんだけど、同作を下敷きにしているとはいえ、本作も話題性十分なんじゃないか。
    自分が知らんだけで、実は世間的に話題にはなっていた?
  2. user より:

    コロナ前に書かれたようですが、人の考えや行動は今と変わらない。

    リウーって聞いたことあるけど何だっけと思ってたらカミュでした。

  3. user より:

    静岡県の市内で感染症が発生し、その感染症に翻弄られる人々と、街の様子を描いた漫画。
    カミュの『ペスト』を参考にしているようで、2018年に発行した漫画だけれども、コロナが発生している現在と、なんら変わらない世界を描き切っていました。

    個人的にこの漫画で興味深かったのは、感染症が確認されると早々に、新型インフルエンザ等対策特別処置法に基づいた「緊急事態宣言」を行い、一つの市を隔離したことでした。

    感染症の巻き起こった世界は、架空であろうが、現実であろうが、絶望の連続です。
    ただ、政府の対応や差別など、現実が架空を上回る絶望に見舞われる可能性があることは、覚えておいて良いのかもしれません…スリルがあって面白かったです。

  4. user より:

    「でも今度は違う。
    まだ間に合うかもしれない。
    ここが地獄のような場所になってしまうのを、止められるかもしれないんだ」

    富士のふもとの街、横走市でペストがアウトブレイクする。

    当初は抗生剤で抑え込めたように思えたそのペストは、多剤耐性を持った新型へと変化して市全体へと広がっていく。

    主人公は横走中央病院の医師玉木涼穂。

    そして疫研(国立感染症研究所かな?)の原西、自衛隊病院医師駒野、そして多数の医療関係者・市民。

    全3巻の中にぎゅっと詰め込まれた緊張感。

    横走市民への差別、緊急事態宣言でロックアウトされた横走市からの脱走。
    そして感染症との果てない負け戦。
    名作です。

    アルベール・カミュの「ペスト」が、機能しなくなった地元FMで朗読されるなど印象的に使われています。
    読みたくなった。
    「リウー」は「ペスト」の主人公。

  5. 身近なところで

    カミュのペストをベースに現代版にアレンジした作品

    ペストの漫画版も読んだのですが、現代版だけに、こちらの方がリアリティがあります。

    第3巻、とても身近なところに感染者が出ます。

    良いことをしたはずなのに、感染してしまう・・・

    ただ、希望も出て、そして悲しい結果も・・・

    病気に勝ったというよりも、乗り切ったという内容

    ただ、そうやって人間は生きていくのかもしれません

    読み応えありました

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