
宙(そら)に道を探した青年は今、人類で最も長い距離を翔けた。
This is SFニュースタンダード。
大喝采の一部完!
愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ。
――2080年星野八郎太(木星への有人飛行を初成功させた、フォン・ブラウン号の乗組員の言葉)
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アニメ化された漫画
宙(そら)に道を探した青年は今、人類で最も長い距離を翔けた。
This is SFニュースタンダード。
大喝采の一部完!
愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ。
――2080年星野八郎太(木星への有人飛行を初成功させた、フォン・ブラウン号の乗組員の言葉)
コメント
引っ越しても捨てられなくて、私にとってのバイブルなんだろうなと思う。
このマンガは未熟なマンガだ。
絵柄がコロコロかわる。
だが、そこがいい。
作者が読者に必死に伝えたいことが明確だからだ。
だから私はこのマンガが捨てられない。
宇宙にとって地球はちっぽけな存在だ。
人間なんてもっともっとちっぽけで、人の一生なんて宇宙にとったら一瞬の出来事だろう。
でも、人間は愛で繋がっていくことができる。
愛は生命を育む。
生命は人が存在していく限り、繁栄していく。
人間は愛を知っているが、醜くもある。
醜いがために、フィーのおじさんを迫害したり、争いを起こす。
愛ですべてが救われるとは思えない。
でも、愛を知っている力は宇宙と繋がる。
争いは宇宙とは繋がらない。
なぜならば、スペースデブリを大量に巻き起こすだけだからだ。
だからハチマキは、帰ってくる場所を定めて木星に行ったのだと思う。
だからハチマキは、帰ってくる場所を作って木星にいったのだと思う。
社会から爪弾きにされた叔父の存在を忘れられず、非常時の世界の中でも懸命に反抗を続けるその姿は最高に痺れる。
彼女の叔父が残した「オレと この世界と 狂ってるのはどっちだ?」という言葉は今も自分に抜けずに刺さったままでいる。
世界や内面の矛盾や葛藤を描きながらも、それらを全て包み込む最後は本当に美しい。
反抗すること、愛すること、気安く愛を語らないこと、宇宙はその全てを肯定する。
明日を向こう。
未来を向こう。
傑作だと思う。
たった4巻だけど本当に濃厚に話が詰まっている。
ヴィンランドサガにもテーマ的な繋がりがある。
教科書に載せてもいいレベルの作品。
前半(1・2巻)の主役がハチマキだとしたら後半の主役はフィーでしょう。
迷いながら迷いながら…、作中では何が正しいかなんて描いていません。
色々な考え方があってそれぞれが自分の考えに沿って動いて…、でも答えは出ない。
世の中の大抵の問題ってこんなものだと思うから、そこにリアリティがあって…。
複雑でわかりにくい内容だから何度か読み直したり、時間が経ってから読むと感じ方が変わるかもしれません。
後半部分はほとんどアニメ化されなかった部分ですが、個人的にここはアニメ化しなくて正解でした。
この曖昧さはアニメでは伝わりにくい!
そういうところも含めて、アニメはアニメの漫画は漫画の魅力を十分に出しきった作品だと思います。