
出版社に勤める樋口晶子は霊能者・由布由良の取材をすることに。
半信半疑ながら、気になることを言われて……。
表題作『艮(うしとら)』のほか『死神』『時計草』『ドラゴンメイド』の怪異・恐怖ストーリー3作品を収録。
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オムニバス・短編集
出版社に勤める樋口晶子は霊能者・由布由良の取材をすることに。
半信半疑ながら、気になることを言われて……。
表題作『艮(うしとら)』のほか『死神』『時計草』『ドラゴンメイド』の怪異・恐怖ストーリー3作品を収録。
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コメント
艮(うしとら) (モーニング KC)
怪異と恐怖4編収録です。
『時計草』がとても読後が悪くてとてもよい。
後悔先に立たず、の話なのですが、圧倒的な手遅れ感から来る絶望がひどいです。
それがいい。
主人公が若き日の姿で経験したヴィジョンクエスト。
若き自分の姿になったのは、自分自身が一番輝いていたであろう時期を無意識に映し出したからで、心理的には臨終間際の現在でも、過去を振り返りやり直せていたら、という希望に縋ってしまっているのだろうなと思いました。
もう取り戻せないのに。
ヨルシカの“負け犬だから思い出しかないんだ“が刺さるでしょうね、この人には。
いや、自覚がこの瞬間までなかったのだから、刺さらないのか。
一番絶望を感じたのは、瞼を持ち上げられている場面か。
瞼を持ち上げるという行為でさえ自力で行えなくなってしまったのに、人生をやり直したいと思う気持ちに突き動かされるというのは、残酷でしかない。
いまさら何もできないんだよあなたは、と突きつけられる。
とんでもなく後味の悪い『時計草』でした。
艮(うしとら) (モーニング KC)
怪異と恐怖4編収録です。
『時計草』がとても読後が悪くてとてもよい。
後悔先に立たず、の話なのですが、圧倒的な手遅れ感から来る絶望がひどいです。
それがいい。
主人公が若き日の姿で経験したヴィジョンクエスト。
若き自分の姿になったのは、自分自身が一番輝いていたであろう時期を無意識に映し出したからで、心理的には臨終間際の現在でも、過去を振り返りやり直せていたら、という希望に縋ってしまっているのだろうなと思いました。
もう取り戻せないのに。
ヨルシカの“負け犬だから思い出しかないんだ“が刺さるでしょうね、この人には。
いや、自覚がこの瞬間までなかったのだから、刺さらないのか。
一番絶望を感じたのは、瞼を持ち上げられている場面か。
瞼を持ち上げるという行為でさえ自力で行えなくなってしまったのに、人生をやり直したいと思う気持ちに突き動かされるというのは、残酷でしかない。
いまさら何もできないんだよあなたは、と突きつけられる。
とんでもなく後味の悪い『時計草』でした。
艮(うしとら) (モーニング KC)
怪異と恐怖4編収録です。
『時計草』がとても読後が悪くてとてもよい。
後悔先に立たず、の話なのですが、圧倒的な手遅れ感から来る絶望がひどいです。
それがいい。
主人公が若き日の姿で経験したヴィジョンクエスト。
若き自分の姿になったのは、自分自身が一番輝いていたであろう時期を無意識に映し出したからで、心理的には臨終間際の現在でも、過去を振り返りやり直せていたら、という希望に縋ってしまっているのだろうなと思いました。
もう取り戻せないのに。
ヨルシカの“負け犬だから思い出しかないんだ“が刺さるでしょうね、この人には。
いや、自覚がこの瞬間までなかったのだから、刺さらないのか。
一番絶望を感じたのは、瞼を持ち上げられている場面か。
瞼を持ち上げるという行為でさえ自力で行えなくなってしまったのに、人生をやり直したいと思う気持ちに突き動かされるというのは、残酷でしかない。
いまさら何もできないんだよあなたは、と突きつけられる。
とんでもなく後味の悪い『時計草』でした。
艮(うしとら) (モーニング KC)
怪異と恐怖4編収録です。
『時計草』がとても読後が悪くてとてもよい。
後悔先に立たず、の話なのですが、圧倒的な手遅れ感から来る絶望がひどいです。
それがいい。
主人公が若き日の姿で経験したヴィジョンクエスト。
若き自分の姿になったのは、自分自身が一番輝いていたであろう時期を無意識に映し出したからで、心理的には臨終間際の現在でも、過去を振り返りやり直せていたら、という希望に縋ってしまっているのだろうなと思いました。
もう取り戻せないのに。
ヨルシカの“負け犬だから思い出しかないんだ“が刺さるでしょうね、この人には。
いや、自覚がこの瞬間までなかったのだから、刺さらないのか。
一番絶望を感じたのは、瞼を持ち上げられている場面か。
瞼を持ち上げるという行為でさえ自力で行えなくなってしまったのに、人生をやり直したいと思う気持ちに突き動かされるというのは、残酷でしかない。
いまさら何もできないんだよあなたは、と突きつけられる。
とんでもなく後味の悪い『時計草』でした。
艮(うしとら) (モーニング KC)
怪異と恐怖4編収録です。
『時計草』がとても読後が悪くてとてもよい。
後悔先に立たず、の話なのですが、圧倒的な手遅れ感から来る絶望がひどいです。
それがいい。
主人公が若き日の姿で経験したヴィジョンクエスト。
若き自分の姿になったのは、自分自身が一番輝いていたであろう時期を無意識に映し出したからで、心理的には臨終間際の現在でも、過去を振り返りやり直せていたら、という希望に縋ってしまっているのだろうなと思いました。
もう取り戻せないのに。
ヨルシカの“負け犬だから思い出しかないんだ“が刺さるでしょうね、この人には。
いや、自覚がこの瞬間までなかったのだから、刺さらないのか。
一番絶望を感じたのは、瞼を持ち上げられている場面か。
瞼を持ち上げるという行為でさえ自力で行えなくなってしまったのに、人生をやり直したいと思う気持ちに突き動かされるというのは、残酷でしかない。
いまさら何もできないんだよあなたは、と突きつけられる。
とんでもなく後味の悪い『時計草』でした。