
「苦しい時ほど優しくなる」源に執着する女性の立てこもり事案、男性と女性で証言が食い違う事件。
細心の注意が必要な事件捜査が同時に進む中、緊迫した現場で武者震いが止まらない川合、無理して頑張る源と追い込まれる牧高。
捜査員全員の精神が疲弊する中、解決の糸口はつかめるのか…。
『ハコヅメ』第一部、ついに完結!
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「苦しい時ほど優しくなる」源に執着する女性の立てこもり事案、男性と女性で証言が食い違う事件。
細心の注意が必要な事件捜査が同時に進む中、緊迫した現場で武者震いが止まらない川合、無理して頑張る源と追い込まれる牧高。
捜査員全員の精神が疲弊する中、解決の糸口はつかめるのか…。
『ハコヅメ』第一部、ついに完結!
コメント
異色の業界物語がひとまずの幕を引く
思えば、私たちの生活ってそんな感じですもんね。
死ぬまでは、幕を引くというより、個別の別れが節目になって「あの頃」という時代に区切られていくような。
これまで劇中で語られてきたように、主人公の行く末は決まっているとはいえ、1話目冒頭で語られるモノローグからもっとも不穏で不安だった藤主任がどうなるのか、連載途中挟まれたアンボックスの容赦のない筆致もあって、最後まで油断ならない物語でした。
その意味で、最終エピソードにかかって牧ちゃんやもじゃ男にビシバシ立ちまくる退場フラグがもうおそろしゅうておそろしゅうて、ほんと女流作家さんというのは物語のためにキャラを追い込むのがものすごくうまいなあと再認識しました。
だからこそ、物語に嘘っぽい作為が入らずに、新味と魅力が増すんですが。
とはいえ、第一部完ということで、いつでも再開する余地も余力もキャラクターの余韻も残しつつ、この物語らしいゆるいオチを用意していたのはさすが20巻以上の物語を積み上げた貫禄と思います。
警察官、ポリ公、サツ、デカ、おまわりさん、公僕として便利使いされながら、畏怖と軽蔑のない交ぜになった気持ちで語られることが多い警察署の職員を、公務員という枠組みで人間・警察官を等身大に切り取った稀有で新しい試みは大成功のまま、一旦の終息を見ました。
職業漫画の筆頭に挙げておかしくない名作です。
必読。
最初は1話完結のギャグ漫画かと思ってました
警察の業界のことは全く知りませんでしたが、それでも続きが気になって早く読みたくなります。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(23) (モーニング KC)
二度読み、三度読みで更に面白くなる、周到な伏線配置と回収の妙。
解釈の余地を残す物語世界の懐の深さも魅力的
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(23) (モーニング KC)
警察官に対する考え方が変わる作品だと思います。
一生懸命仕事しても、辛い思いをする事があるって大変だなぁ、とつくづく考えさせられるし、世の中の批判に晒される大変な仕事だと思います。
漫画は絵のタッチも段々好きになってくるから不思議。
版画みたいなタッチ。
元気な時に読みましょう。読むには覚悟がいります
初期から引っ張ったネタが一段落してから、段々と警察という仕事の責任の重さや、鉄の結束の裏に潜む暗い部分を描いてきましたが、この巻はその最たるものです。
読むには覚悟がいります
誰かがやらなければならない仕事、山のように起きる事件で心と体と命をすり減らし、結果として得られたのは誰も幸せにならないという現実
誰かに任せておけばいい仕事、誰かがやらなければならない仕事なのですが、最後の最後に強烈なボディブローを叩きこまれた気分です