
大学の女子寮で同室の<先輩>鯨井ルカ&<後輩>入巣柚実。
バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。
これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々…。
ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする<大学生>という不思議な時間――。
ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー!
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学園もの・幼なじみ
大学の女子寮で同室の<先輩>鯨井ルカ&<後輩>入巣柚実。
バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。
これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々…。
ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする<大学生>という不思議な時間――。
ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー!
コメント
同年代なら共感できるかも。
『ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと。
自称ア~ティストが何人か集まってそいつら同士で「見る→ホメる→ホメられる→作る」を繰り返しているんだ。
それはそれで自己顕示欲を満たすための完成された空間なんだよ。
自称ア~ティストってのは常々やってて楽しいと思える程度の練習はするが、本当に身になる苦しい修行はツラいからせず、…馴れ合いの中で自分が才能あるア~チストだと錯覚していく…。
駄サイクルの輪は自称ア~ティストに限らず色んな形でどこにでもある…。
輪の中にいると気付かないんだ』
寮で相室になっている先輩がバンドをやっていて、先輩はバンドに懸けているのですが、主人公は特にそういうものを持っていません。
その違いをジリジリと切迫感をもって描くこともできるのに、そこは緩めてある。
でも、何もかもが緩いわけではないんです。
誰もがこう生きられたらと思うラストも含めて、印象深い一冊ですね。
内容的に、前出の二作品とは趣が違うように感じる。
怠惰ながらもがいている感じを描いている。
おもしろさのベクトルが異なるが、センチメンタルな時期にもってこいな感じ。
クライマックスなんてたいしたことない話なはずなのに泣きそうになったりして。
「それ町」では肯定的に描かれている日常のサイクルがこの作品では否定的なものとして描かれている。
これが高校生と大学生の違いでありモラトリアムの存在の有り無しだ。
それにしてもこのネムルバカ、よくわからない。
よく分からないながらも考えてみると、気になるのはネムルバカを歌い終わった後にルカと入巣が同じ目線に立っている場面。
この場面は入巣視点であり、とすると、ルカの意味のないセルフテロを見て、入巣は、今まで自分より高い所に居たルカも実は自分と同じ様にモラトリアムに悩まされているのだと気付いたのではないか。
だからこその、こういう同じ目線に立っているこの場面であると思う。
ルカが「駄サイクルはどこにでもある」と言うように、この時期は何をしても駄サイクルに感じ満足できない、つまり、「やりたいことのある人」も「やりたいことがない人」も「何かしたいけど何が出来るのか分からない人」も皆、駄サイクルに苦悩している。
それがモラトリアムという時期であり大学生という時間だ、こう言う事を作者は伝えたかったのではないかと思う。
それと、各話のタイトルがしりとり形式になってる。
「ネムルバカ」→「バカショージキ」みたいな。
目次の横にタイトルのサイクルがありなんとなく駄サイクルを彷彿させるが、最後の「ゲンキデネ」と最初の「ネムルバカ」は繋がっていない。
「駄サイクル=ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと」とルカは言っていたが、「一歩も前進していないように見えるが廻り続けているわけではない、少しずつでも進んでいる」と言う作者なりのメッセージのようにも受け取れた。
最後にもう一つ。
「最後に先輩が私に何か言ったように見えた」てあるけど、これは何だろう。
やっぱりタイトルの「ゲンキデネ」だろうか。