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ネムルバカ

大学の女子寮で同室の<先輩>鯨井ルカ&<後輩>入巣柚実。
バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。
これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々…。
ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする<大学生>という不思議な時間――。
ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー!

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コメント

  1. user より:

    お話の時系列は「響子と父さん」のすぐ後。

    面白かった。

    最後のオチは、ありきたりで好きではなかったけど。

  2. user より:

    「駄サイクル=ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと」
    「それ町」では肯定的に描かれている日常のサイクルがこの作品では否定的なものとして描かれている。
    これが高校生と大学生の違いでありモラトリアムの存在の有り無しだ。

    それにしてもこのネムルバカ、よくわからない。

    よく分からないながらも考えてみると、気になるのはネムルバカを歌い終わった後にルカと入巣が同じ目線に立っている場面。
    この場面は入巣視点であり、とすると、ルカの意味のないセルフテロを見て、入巣は、今まで自分より高い所に居たルカも実は自分と同じ様にモラトリアムに悩まされているのだと気付いたのではないか。
    だからこその、こういう同じ目線に立っているこの場面であると思う。

    ルカが「駄サイクルはどこにでもある」と言うように、この時期は何をしても駄サイクルに感じ満足できない、つまり、「やりたいことのある人」も「やりたいことがない人」も「何かしたいけど何が出来るのか分からない人」も皆、駄サイクルに苦悩している。
    それがモラトリアムという時期であり大学生という時間だ、こう言う事を作者は伝えたかったのではないかと思う。

    それと、各話のタイトルがしりとり形式になってる。
    「ネムルバカ」→「バカショージキ」みたいな。
    目次の横にタイトルのサイクルがありなんとなく駄サイクルを彷彿させるが、最後の「ゲンキデネ」と最初の「ネムルバカ」は繋がっていない。
    「駄サイクル=ぐるぐる廻り続けるだけで一歩も前進しない駄目なサイクルのこと」とルカは言っていたが、「一歩も前進していないように見えるが廻り続けているわけではない、少しずつでも進んでいる」と言う作者なりのメッセージのようにも受け取れた。

    最後にもう一つ。
    「最後に先輩が私に何か言ったように見えた」てあるけど、これは何だろう。
    やっぱりタイトルの「ゲンキデネ」だろうか。

  3. user より:

    いつもの如く、綺麗にオチるなあ。

    石黒先生の作る話は、ほんとに漫画として純粋にエンターテイメント性が高いと思う。

  4. user より:

    石黒さんの漫画なにげに初めて読んだけどめっちゃ面白かった!
     これ大学生の頃に読みたかったな~~~(けどそれだと進路のこと余計に思い悩んじゃうかな…) 

    コメディがうますぎる。
    とりあえず(女性が男性を)物理的に殴っておけばなんとか(いい感じのプロットに)なる、という作家性。
    萌えキャラカーナビ男最高。

    最後はある種残酷な、あの2人の先輩-後輩関係の交換可能性の提示とも読めるが、しかしルカ先輩のほうには(多分)そういう失踪した先輩はいないだろうから、最後まで彼女らの特別性を肯定しているとも解釈できる。

    自分はもう「駄サイクル」を揶揄する側にはいなくて、自分の居心地のいいコミュニティを見つけられて、部外者には迷惑をかけずにそれなりに幸せな生活を送れているのなら万々歳じゃん、心身の健康がいちばん!
     とむしろ肯定しちゃう(どころか羨んじゃう)側の人間になってしまった。
    つまりは青春期を抜けて「大人」になったのだとよく分かった。
    達成すべき「夢」の存在よりも、サスティナビリティのほうが大事だよね!

    でも、決められた枠をぶち壊して、ステージを降りて、われわれ読者の前からその姿を消す先輩の行動から、痛快さと勇気を受け取れる心くらいはまだ残っているよ。

  5. user より:

    大学の先輩、後輩がモラトリアムに苦しんだり日常を送ったりする、ちょっとドタバタちょっと寂寥感が漂う、そんな作品。

    「駄サイクル」って本当にいい言葉だなぁ、と思った。

    これに共感している人も多そうな感じだったし、やっぱり読者にも思い当たる節があるんじゃないかと思う。

    もちろん自分も読んでてドキッとしちゃいました・・w

    それから、最後の方は特にこれは百合描写といっても過言ではないだろう的な雰囲気だったのでテンションが上がっちゃいました!

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