
マチの死により順番が繰り上がり、次の操縦者となったウシロは、静かに戦闘の時を待つ。
コエムシとの会話で自分と世界とのつながりを確認し、家へ戻ると、そこには父の姿が。
これまで言えなかったことを語り合おうとする父子だったが、最後の言葉を聞き遂げる前に転送が始まってしまい…
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マチの死により順番が繰り上がり、次の操縦者となったウシロは、静かに戦闘の時を待つ。
コエムシとの会話で自分と世界とのつながりを確認し、家へ戻ると、そこには父の姿が。
これまで言えなかったことを語り合おうとする父子だったが、最後の言葉を聞き遂げる前に転送が始まってしまい…
コメント
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
というのも、非常に緻密に計算されたストーリーの結論として、著者が伝えたかったことはこれなのかと。
一見ロボット物だけど描かれているのは中学生の心情…と見せかけて、最終的には子供が操るロボットによって罪のない市井の人々が次々と死んでいくのを見せたいという、既存の勧善懲悪ロボット作品への少々趣味の悪い反抗のように思われてしまった。
「それがセカイ系だよ」と言われてしまったら、何も言い返せないけど。
中学生の心情といっても、現実離れした問題を密かに抱える相当に変な連中ばかりで、正直言って感情移入は難しい。
特にチズとモジの話は薄っぺらく、なんだかなあと。
単純なきらいがあるにしてもマキの話が安心して読めたし、読み応えがあったのはキリエの葛藤くらいだろうか。
とまあ批判的なコメントばかり思い浮かぶが、一読に値する作品だとは思う。
単純にSF作品として面白いので。
あと他の人のレビューに「中学生に読んで欲しい」という意見があるが、よくわからんなあ。
中学生がこれを読んだ所で、邪気眼に目覚めることはあっても、中学生として知っておくべき何かを得られるとは到底思えないし、著者もそんなことはつゆほども考えていないと思う。
少なくとも「何も知らない中学生」から随分と歳をとったおじさんはそう思うぞ。
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
宇白は、なにも事情を知らなければ悪魔、鬼畜と思える行為を選択し、それに及んでまでも、自身の世界を守るためにジアースを動かした。
それに一番感動したな。
やっぱりこーゆー、「戦いたくないのに戦わなくちゃいけない」という理不尽さが、創作上の戦いには欲しいな。
人間は本質的には争いを好まないと信じたいから。
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
ロボットものというよりは少年少女達の思い、葛藤をリアルに描いた良書。
絵の淡白さも人物描写に一役かってる。
しかし、絵が淡白な分ロボット同士のバトルはいまいち迫力に欠けるのでロボットバトルを期待する人には物足りないかも。
しかしそれを補うストーリー性の緻密さがあります。
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
惨過ぎる。
ウシロは何も悪くないって、言いたい。
泣いた。
読み終わった後、色々と考えさせられました。
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
来るだろうと思っていた事態がラストに。
可奈戦後の可奈のリアクションや宇白父の憤慨等、
こういった反応を徹底的に隠してきた。
それらを想像に任せる手法を最後まで貫いた。
だからこそ関さんや田中さんが輝いて見えるし、
「みんなが主人公」にも見えた。
実に淡白だったと言えばそれまでだが、
何がしたかったか分かれば納得のいく構成だったと思う。