
前代未聞の漫画ここにあり!
2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕がふたたび開く。
竜と人、人魚と野球少年、神様と小学生――それぞれの絆を題材とした過去の6作品に加え、全38ページの新作描き下ろし作品を収録。
笑いあり、涙あり、きっとあなたが忘れていた、親と子の絆を思い出す7つ物語。
収録作品:『竜の小塔』『人魚禁漁区』『わたしのかみさま』『狼は嘘をつかない』『金なし白祿』『子がかわいいと竜は鳴く』『犬谷家の人々』
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前代未聞の漫画ここにあり!
2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕がふたたび開く。
竜と人、人魚と野球少年、神様と小学生――それぞれの絆を題材とした過去の6作品に加え、全38ページの新作描き下ろし作品を収録。
笑いあり、涙あり、きっとあなたが忘れていた、親と子の絆を思い出す7つ物語。
収録作品:『竜の小塔』『人魚禁漁区』『わたしのかみさま』『狼は嘘をつかない』『金なし白祿』『子がかわいいと竜は鳴く』『犬谷家の人々』
コメント
そのあたりはひとつ前の作品集と同じで見事なもの。
カバーを外した裏にある4コマ漫画を読んで、こういう緩さが基底にはあるのだろうかと感じた。
それから、突然エッセイ漫画が始まったり、紙から出てきた人や動物の描き分けを見て、単純そうな絵に見えて、実はなかなか凝っているのだなと気がついた。
こんなに豊かな短編集が読めてしあわせだ。
「金なし白祿」がすごく良かった。
見た事のない物語、ほんとうにあった、と思った。
……あっ
そうか
竜がこなければ私たちは今頃戦い合っていたのね」”[p.34_竜の小塔]
「竜の小塔」
「人魚禁猟区」
「わたしのかみさま」
「狼は嘘をつかない」
「金なし白祿」
「子がかわいいと竜は鳴く」
「犬谷家の人々」
ヒロイックファンタジー風のものよりも、現代に混ざりこむファンタジーや、昔話風の話が好き。
第四話の「狼は嘘をつかない」と第五話の「金なし白祿」が特に良かった。
『ひきだしにテラリウム』でもコミックエッセイ風の作品が入っていたけれど、「狼は嘘をつかない」はもう少し長め。
何の説明もなく、よくある病気持ちの子供の子育てエッセイが結構な分量で入った後(しかも、狼男症候群ってなんだ!
病気のわかりやすい説明で本当にありそうな気になる……)絵柄を変えて、今度は漫画家の母親と病気の息子の確執なんかがユーモア込みで語られる。
こういう形の漫画って他であまり読んだことがない。
「金なし白祿」は時々笑ってしまう(へたくそな馬とか、ちっちゃな獅子とかすごく可愛い!
獅子ってライオンだから犬ってより猫では?とか思ったけれど、狛犬だからか。
獅子に匂いを辿らせるってどういう発想。
笑)
最後にはホロリ。
書きこみ過ぎない余白もいい。
昔話やお伽噺風の作品がほんとに上手いなあと思う。
とっても満足な一冊だった。