
書評誌として、現在も根強い人気を誇っている『本の雑誌』。
その後、作家や映画監督として活躍する椎名誠、書評家・北上次郎名義でも知られる目黒考二の二人を中心に創刊された雑誌で、その創刊秘話は椎名誠『本の雑誌血風録』、目黒考二『本の雑誌風雲録』に詳しく描かれている。
今回は、その二冊を底本に、関係者への取材をもとに『本の雑誌』創刊時を、こちらも読書界を震撼させた『どくヤン!
』の作画担当であるカミムラ晋作が完全漫画化。
完結巻となる3巻では、椎名誠が作家デビューしてベストセラー作家になり会社を辞めることに。
「破綻した男」目黒考二も助っ人学生を教え導く立場に。
感動のフィナーレを目撃せよ!


コメント
まったく毛色の違うふたりの上司に
最初っから不安な感じが(笑)
配本隊がはじまった経緯や
その頑張りぐあいもおもしろかったです。
「本だけ読んで生きていけたら」
そんな目黒さんが
時には苦手なことも引き受けながら
椎名さんと創り上げた『本の雑誌』は
いつまでも「本で遊ぶ」場所だったのでは。
だから読んでいて楽しいのかもなぁ。
今後も遊び心のある妙な企画を期待します。
配本を担っていたのが目黒さんだったのは前作で知って、意外に思っていた。
本作では配本部隊の学生たちが登場。
出版や配本などの業界のことを教師役を務めていく。
作家デビューして忙しくなっていく椎名さんを脇に、後半は目黒さんの奮闘記だと思う。
約束を断り配本部隊の帰りを待ったり、配本部隊内の結婚式で、「本の雑誌」は、僕にとって、彼らだったのだと泣くシーンにもらい泣きしたよ。
事務所を借りる、平台印刷から輪転機に切り替えるとか、目黒さんの会社の退職、椎名さんの業界紙出版会社の退職なやど、幾つもの転機があったんだなと読み進めた。
現在の本の雑誌がそこそこ硬派にみえるのも編集権が目黒さんに移ったお陰だと思う。
まったく毛色の違うふたりの上司に
最初っから不安な感じが(笑)
配本隊がはじまった経緯や
その頑張りぐあいもおもしろかったです。
「本だけ読んで生きていけたら」
そんな目黒さんが
時には苦手なことも引き受けながら
椎名さんと創り上げた『本の雑誌』は
いつまでも「本で遊ぶ」場所だったのでは。
だから読んでいて楽しいのかもなぁ。
今後も遊び心のある妙な企画を期待します。